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住まいが人をかえる

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家の記憶

子供の頃、過ごした家を覚えていますか?

住まいには、そこに住む人の記憶があると思います。そこでの家族の会話や出来事の記憶だけではありません。部屋の大きさ、素材、窓の位置、取手の位置、明るさ等々、、、様々な物理的な要素を記憶しているでしょう。
それは、住まいの「体験」と言っても良いかもしれません。

子供の頃の家庭環境がその後の人生に大きく影響するといったことはよく言われていますが、その家庭環境には、家族団らんといったことだけでなく、部屋の大きさ等の物理的な「体験」も含まれているでしょう。

住まいでの「体験」を基準にして広い・きれい・明るい・階段が急といった生活感覚が創られる事も大いにあると思います。住まいの「体験」が人を変えると言っても良いかもしれません。それくらい、住まいは人に影響を与えています。


常に新しくなり続ける家電

家電製品は常に新商品を出し続けています。新しい技術が導入されてさらに便利になっています。
ただ、本当に必要な機能はどれくらいあるのでしょうか。
機能が複雑になりすぎて、操作がわからなかったり、簡単に修理ができなかったりします。

北欧では、何十年も同じモデルが売られている商品も多くあります。
買い替えなら同じ場所に置けますし、修理なら部品が見つけやすいというのもメリットでしょう。
暮らしの本質が満たされる機能があれば他の機能は必要ないかもしれません。

デザインに関しても、北欧では1つのモノを丁寧に考えて魅力的になっていることで、それがずっと使われているのに対して、日本の製品は1つのモノに対して時間がかけられないので、それなりになっている場合が多いようです。

住宅も技術が発展している

3月11日の震災後、太陽光発電が見直されています。
これにさらに蓄電池などの最先端の技術を導入してエネルギーの自立が
できるような住宅が発表されています。

現代の住宅は技術がどんどん発達してとても便利になりました。
便利になることは良いことですが、便利になりすぎると
住まいが家電製品のようになるかもしれません。

住まいの価値を便利さだけに求めることになると、新製品の家電を買うみたいに
あらゆる住まいの部分を常に取り替えていくことになる可能性もあります。
それによって、本当に大切な事を見失うかもしれません。

住まいでどのような体験をするか

大切なのは、住まいでどのような体験をするか、あるいは子供にさせるかを丁寧に考えることです。

そこでの体験はその後の人生を大きく変えるかもしれません。
家族での食事・会話といったコミュニケーションだけでなく、快適な光や風・本物の自然素材の手触り感・素材の変化等々、、、の体験をすることも重要でしょう。


そのようなことを忘れずに、便利さを取り入れていくことが大切です。

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