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風景の保存

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以前、「住む街の選び方」で散歩したくなるような街をお勧めしました。今回は、別の角度から街の魅力を掘り下げたいと思います。

イギリスの習慣
イギリスでは、住まいや街がとても大切にされています。日本でも話題になりましたが、コッツウォルズ地方には、自然も豊かでデザインが統一された築500年の家々のある、とても美しい街があります。家の一つ一つが主張せず、まわりの自然と一体化されているかのように見えます。

そのイギリスの習慣の一つに、公園にベンチを寄贈することがあります。故人をしのんで、その人のお気に入りの場所に置かれる場合が多いようですが、魅力的な風景をいろんな人に共有してもらいたいという事の表れでしょう。そのベンチには寄贈した人(あるいは故人)の名前が彫られており、その人の人生の一部分を物語っています。そのようなベンチがたくさんあるそうです。

バス停のベンチ
日本ではバス停のベンチに注目して街を美化する活動があります。もともとは業者の看板などがついたベンチが違法に設置され、それが壊れても放置されている状態だったのを問題視したようです。

数人で1台の再生木材で出来たベンチを寄贈し、それを維持管理しているようです。さらに違反ベンチを撤去し街の美化をしています。(参照:鎌倉を美しくする会

街の保存
共通するのは、魅力的な街を保存したいという思いでしょう。そこにベンチがあれば、疲れた人が座ります。イギリスの公園のようにそこから見える魅力的な風景は、ベンチがなければ誰も気づかなかったかもしれません。さらに、それが誰かのお気に入りの風景だとしたら、小説を読むようにその人の物語を感じることができるかもしれません。

家を買うことは、街を買うことでもあります。
街の魅力をすぐにあげることはできませんが、ひとりひとりの取り組みで変わることは出来ると思います。
例えば、道に並木があるだけでも、その道には魅力があります。並木がなければ、それぞれの家の道路側に木を植えればそれが並木になります。ひとりひとりがそのような取組をすることで街の魅力が上がるでしょう。

街をきれいにして魅力的にすれば、その街の風景を保存するためにベンチの寄贈のような活動がでてくるかもしれません。そしてそれは街の資産価値、ひいては家の資産価値をあげることにもつながります。

あなたの街にはベンチを置きたい場所はありますか?
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